FC2ブログ

プロフィール

ワカポン

Author:ワカポン
 山は自転車のため、自転車は山のため。
 仙台を起点に、夏は蔵王や鳥海での大会を目指してヒルクライム練習と、近辺の沢登りや花の稜線歩き。
 冬は山スキーで蔵王・月山メインに、あちこち出没中。
これは、その日記です(boke防止)。


最新記事


カテゴリ


最新トラックバック


月別アーカイブ


カウンター


DATE: CATEGORY:未分類
雑誌やテレビなどマスコミでも話題になる「田舎暮らし」。
夢とロマンに溢れる言葉である。
いつ頃からこの言葉が世間に認知されるようになったのか。
高度成長期は都会が大きな吸引力を持っていた時代。
田舎に住んでいること自体が引け目でもあったし、人々の目線は憧れの眼差しで東京に向いていた。
DSCF1495_convert_20180610223734.jpg
話がずれるけど、会津弁丸出しの中学生の頃、猪苗代スキー場のヒュッテで聞いた”標準語”を話すお兄さんお姉さん達の会話。イナカモンが初めて”トーキョー”と出会った日だった。
地元の子供達にとっては標準語=東京だったのである。
DSCF0339_convert_20180610233222.jpg
外人にでも出会ったような驚きと同時に、妙な反発心を持ったのを覚えている。

学生運動も関西東京の活動は激しく活発だったが、仙台ではデモや集会でシュプレヒコールをあげる程度だった。
そんな学生運動も下火になりかけた頃だったと思うが、当時若者達にとって神様の一人だった岡林信康が、”田舎暮らし”に入ったというニュースが話題となった。
そのうちバブルのあたりからか、多様な生き方のひとつとして田舎での暮らしに雑誌やメディア等でスポットが当てられるようになった。
それらは母の実家が会津の山奥で、その暮らしにくさを記憶している当時の僕にとっては、よく理解できないことだった。

そんな偏狭な思いを下地に持つ僕が、ひょんなことから知り合った田舎暮らしをしている方の家を訪問することになった。
DSCF2671_convert_20180610193522.jpg
場所は川崎町。
普段のお住まいは、仙台長町。
田舎の家までは車で40分かかるかかからないかの”便利な゛場所。
DSCF2678_convert_20180610193726.jpg
実に瀟洒でいろいろな暮らしの工夫を備えたお家。
古い家を16年掛けて少しずつリフォームを重ね、畑を耕し、現在に至っているとのこと。
DSCF2672_convert_20180610193554.jpg
目の前には広い田畑が広がり、大きく開けた居間からの眺めは、おそらく毎日居ても飽きることはないと思われるほど。
DSCF2675_convert_20180610193648.jpg
脇のベランダからは蔵王の山々が遠景としてパノラマに広がっていた。
四季の蔵王の景観を楽しめるように設計されたのだろう。
ほとんどが長年のDIYの結果というから恐れ入る。

近くの畑を案内していただいた。
DSCF2684_convert_20180610193943.jpg
一反以上はあると思われる広い土地に、野菜と名の付く多くの作物が栽培されている。
50本ほど植えたというブルーベリまで収穫に備え青い実をたくさん付けていた。
DSCF2686_convert_20180610194645.jpg
「この畑で汗を流し、小屋で一服しながら蔵王の山々を眺めるのが至福のひと時」とか。
DSCF2693_convert_20180610194145.jpg
無論、ここに至るまで大変な苦労があったと思う。。
DSCF2690_convert_20180610194226.jpg
なにより一番素晴らしいのは、周りの地域の方々や友人とのつながりを大切にしながら「田舎暮らし」を楽しんでおられること。
DSCF2689_convert_20180610194102.jpg
いただいた名刺にも「NPO川崎町の資源を生かす会理事」とある。
談笑している間にも「近くの人から・・」「友達と・・」というお話が出てくる。
このスタンスが無ければ田舎暮らしは成立しないし、田舎暮らしの重要なベースとなるんだね。

帰りに、「ご飯に入れて炊くとお赤飯のように赤くなって美味しいよ」と奥様から赤いエンドウ豆をお土産に頂戴した。
他にも紫タマネギやニンニクの芽、スナップエンドウ、レタスなど持ちきれないほどの野菜をいただいて帰宅。
DSCF2687_convert_20180610194021.jpg     
帰り道ドライブしながら思った。
岡林信康だけでなく細川元首相や著名なナントカ芸能人だって、古くは身分制度廃止後の武士集団も「農」に入る(戻る)。
DSCF2697_convert_20180610194322.jpg
自分も山へのめり込む。
IMGP4465_convert_20180610233150.jpg
年を経ると、緑色が好みになってくるという話も・・。
本能的に自然回帰していくのかなあ・・。

その晩の我が家の夕食が、川崎野菜づくしになったのは言うまでもない。
DSCF2708_convert_20180610194514.jpg
これまでの苦労を笑顔に変えてしまう、とても爽やかな田舎暮らしのご夫婦だった。
改めて、「生き方」の勉強をした一日になった。

「もうすぐ梅もぎを仲間達とするから」とお誘いを受けた。
「是非!」
              おしまい
スポンサーサイト
コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



copyright © 2018 山と自転車inみちのく all rights reserved.Powered by FC2ブログ